マイコンカーラリー of 湯沢商工

2011ジャパンマイコンカーラリー

BasicClass第3位

 2011年1月9日に北海道札幌国際情報高等学校を会場に行われました。
秋田県からは、大曲工業高等学校、男鹿工業高等学校、そして本校がAdvancedClassとBasicClassにそれぞれ出場しました。このうち、男鹿工業高等学校は、2009年にBasicClassで全国優勝しています。

今年度は、本校の大野圭介君(電子機械科3年)がBasicClass第3位に入賞できました。

 大会当日は、寒波のせいで札幌でも例年より雪が多く、交通機関の乱れがありました。
 BasicClassの予選は、参加32校、参加台数34台、完走23台です。このうち決勝トーナメントへ上位16台がすすみました。本校は、三位決定戦により三位となることができました。
 準優勝校とは百分の数秒差、優勝校とは約0.5秒差ほどでした。しかし、優勝校との差が限りなく大きく、この0.5秒の差を縮めることが大変困難であることを実感した大会でもありました。

以下、本人による解説です。

マイコンカーの特徴

 一枚シャーシにCPUボードや、モータドライブ基板、電池ボックスを配置することで、組み立てやメンテナンスが容易である事が特徴です。サーボへの負担を減らすため、前輪のトレットをコンパクトにし、直径の小さいタイヤ(トラックタイヤ)を使用しています。

苦労した点

 前輪部に使用している軸受けはフライス盤で加工しましたが、最初は精度が悪く何度も失敗しました。しかし、繰り返し作業することで精度良い軸受けを完成させることができました。シャーシはカーボンをして、ボール盤での穴あけや、形成など手仕上げが苦労しました。

感想

 課題研究の班員の協力があったからこそ、このような成績を出すことができました。このマイコンカーの製作に関わり、加工技術が向上したことも、とてもうれしいです。全国大会へ出場でき良い思い出ができました。

ジャパンマイコンカーラリーについては、大会公式サイトをご覧ください。